ランニングするときに気を付けること(4)
2016/06/19
ランニングするときに気をつけること(3)の続きです。
前回、良い姿勢は体の負担が分散されるという利点を書きました。
今回は、もう一つの良い姿勢の利点について記載します。
そうです。まだあるんです。
良い姿勢の利点 その2
それは、「全身の」力が発揮しやすくなること です。
例えば、回転する種目では顕著です。
前回のS字弯曲をただしくしていると、回転種目での回転が良くなります。
ゴルフなら、スイングスピードがあがります。
体の回転がしやすくなるからです。
野球なら、ピッチング、バッティング、それぞれよくなるでしょう。
猫背のまま投げた時と、良い姿勢で投げた時、それぞれ筋力の発揮のしやすさが変わるからです。
本当かな?と思うのなら、簡単なテストをしてみればよくわかります。
Oリングテストと言う筋力テストがあります。
親指と小指をくっつけて、それを他人に引っ張ってもらい、親指と小指が離れないようにするテストです。

Oリングテスト
まず、悪い姿勢でやってみてください。
悪い姿勢の代表といえば、これです。
デスクワークでお尻のあたりで座ってる体勢でやってみてください。

悪い姿勢
そして、ちゃんと座った姿勢でもやってみてください。

良い姿勢での座り方
どちらの方がOリングテストの結果、筋力が出やすかったでしょうか?
ちゃんと座った姿勢だと思います。
※Oリングテストは、ジワーっとした力じゃなくて、一瞬の「グッ!」という筋の反応を主に見ます。その点だけご注意ください。
ということで、一見指の筋力は指の力だから姿勢とは関係ないと
思えたかもしれませんが、やってみたら良い姿勢を取ることは、全身の力が発揮しやすくなることがわかるはずです。
ランニングでは
なので、ランニングにおいては、もし猫背で走ると、足の筋出力が弱くなり、いつもより疲れやすい走り方になります。
人間のトレーニングは最大出力で追い込んだときにパワーアップしやすいと言われています。
悪い姿勢で走ると「ただ疲れやすいだけ」の走り方となると言えるでしょう。
良い姿勢で走ると走りやすく、また筋出力も悪い姿勢よりは良い状態で力を出せるため、パワーアップもしやすいと考えられます。
ということで、良い姿勢の利点2は筋力が出しやすくなる です。
次回は、走ってると膝が痛くなるというコメントがあったので、それ関連について記載したいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
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