健康になる丸得知識

冷やすと痛みが和らぐ理由

2016/07/05

腰痛の人間

腰痛の人間

きっかけ:昨日から腰が痛い

昨日からやたらと腰が痛く、歩くのすらしんどい感じになりました。
私は、整体師なので、自分で少しでも軽減しようと色々試みましたが、あまりしっくりくることができず、不甲斐なさを感じます。

炎症かと感じた

患部が熱っぽく、痛みが起きているので、最終的には「冷やす」という選択をとりました。
(炎症部位には冷やすというのが基本で、そういう箇所にほぐしなどを行うと逆に悪くなると言われています。)
こういう箇所には整体の技術ではどうしようもならないと私は思います。
(東洋医学の針治療などの人はまた違う考えになるかと思いますが。)

救急マニュアルRICE

救急隊員
救急のマニュアルではRICEという言葉でそれが一般的に語られています。
詳しくはこちらに良く載ってました。

ケガを最小限にくいとめる→つまり出血や腫れを止めるために最も有効な方法は冷やすことです。

しかし、前から疑問に思っていたのですが、なぜ冷やすと良いのでしょうか?
(冷やすのがどうして有効なのか?という意味です。)

捻挫、肉離れ、靱帯の損傷、打撲、骨折、脱きゅうなど、たいがいのケガの場合は内出血と腫れが起こります。
この内出血と腫れを最小限にくいとめる(=組織の再生を促し、回復速度を速める)ために、一番有効なのが冷却(アイシング)、
つまり患部を氷などで冷やすことです。

つまり、組織の再生を促し、回復速度を速めるのに有効だから
というのが理屈です。
でも、どうしてそれが冷やすなのかが知りたいのです。

この機会にWikipediaで調べてみた

Wikipedia アイシング(治療)に載ってそうだったので読んでみました。
しかし、読んでもらえばわかると思いますが、正直 日本語の表現が難しい。。。
でも頑張って私なりに、解釈してみました。

結論は 血行を抑えるためにやる ということ

一番、Wikipediaに載っていた表現でわかりやすかったのはこれです。

アイシングは血行を抑えるための行為である。

これを読んで、全てはそのためにやってるんだなというイメージが結構できてきました。
これを踏まえたうえで林的に解釈するとこんな感じでしょうか。

林的解釈

流血

(1)血を止める効果

例えば、腕をナイフで切ったとして、腕から血がドバーッとでている。
となれば、まずは「血行を良くする」よりは「血を止める」方が大事だろう。
冷たいところの周辺の血液の量は低下するらしい。
炎症が起きているとは、おそらくこれの小さい版が起きていると考えればわかりやすいのではないか?(と想像した)

(2)新陳代謝を上げる効果

患部に新しい血が行くことによって、組織が治るのだが、血が出続けてしまうと、古い血に覆われてしまう。
これでは、新しい血がいかない。
ので、(1)の効力でまずは、血がでるのを止める。
そして、冷やすと、少ない酸素の量で新陳代謝がしやすくなるようだ。
新しい血が行く量が仮に少なくとも、体の再生がしやすくなる。

(3)痛みを麻痺させる効果

そして、冷たいことにより、痛み神経がマヒし、痛さが和らぐ。
そのことが「痛い→筋肉硬直→痛み→筋肉硬直」というループを防ぐ

こんなところでどうでしょうか?
私はわかった気になりましたが、みなさんはなりましたでしょうか?
自分の体の調子がわるくなるというのもまた、勉強だと理解できた今日でした。


読んでいただきありがとうございました。

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