クロマトーン

右手メロディーを強化するには?ロマサガ3バトル2を弾いてみた

2017/01/31

右手メロディーが淡白なのはなぜなのか?

ゲーム音楽のための練習、第4回の動画UPが完了しました。

曲はロマサガ3の「バトル2」です。


今回の練習の目的は

(1)右手のメロディーラインがしょぼい音にならないようにする

(2)そのためには、どのように和音を右手側に配置するか考える

になります。

選曲理由

この曲を選んだ理由は、

曲自体が好きという事もありますが、
今回はバトル曲をやろうと決めていたので、この曲になりました。

練習手順

曲完成迄には以下の様な流れが必要でした。

(1)曲準備

DAWソフトで曲の下書き作成をしました。

まず耳コピでドラムパートを作成。これは今迄と一緒。

次に、メロディーラインを作成。これは今迄やりませんでした。(ここは弾いてた箇所なので。)

そして、そのメロディーラインに対して、コードを付けて、どんな感じに聞こえるか色々テスト。これでいいかな?と思うレベル迄作成します。

(2)楽譜作成

下書きしたDAWを3線譜に落とし込む。

この過程で思ったのが、右手にコードを付けたので、左手をベース音だけにしようという考えになった。

なぜなら、コードが同じ楽器で沢山なりすぎると、ゴチャゴチャした感じの音になる気がしたからだ。

一応、アレンジの本は購入したが、そんなに直接的に参考にはならなかった。

以下の動画(とそのシリーズ)が、今回の目的にはすごく即していたので、かなり参考にしました。

コードを付けたときの自分ルール

全部の音に付けるのもどうかと思うが、どうしよう?となったときに、上記の動画を参考に、

・コードの頭となる時にメロディーにコードをつけることにする。

・なるべく離れている音でコードをつける
(ドミソとあるなら、ドとソ。ドとミは近いので、やめる)

この点で作成しました。

(3)演奏してみる

正直、DAWソフト上で聞くとそこそこの出来えだったのですが、いざ弾いてみると難しい。

例えば、左手のコードは元々、オクターブで弾こうと思ってました。
(例:低いドと高いドを同時に押す感じ。)

オクターブでの左手を断念

しかし、クロマトーンではこれが結構難しいことが判明。
ピアノだと結構簡単なのですが、オクターブで押さえたまま音を移動するということは、常に指を跳躍して押さえて行く形になります。

ピアノなら鍵盤の幅が広いので、1、2個隣へ移動するのはへっちゃらなのですが、クロマトーンは、押さえる鍵盤の幅が狭いので、ピンポイントで押さえなければなりません。

高速演奏中にこれは無理!

となり、結局1音でやることにしました。

右手もキツい

右手もコードなんだから、クロマトーンの得意分野だろ!と思うかもしれませんが、コードをコードとして押さえるときはクロマトーン楽なんですが、

メロディーの一部になると、次の音を押さえやすい様に指使いしなきゃいけないので、「形」で覚えた場所を押さえると言うクロマトーンの特質が活きて来ません。

こうなって来るとやはり、ピアノの方が鍵盤が広いので押さえやすい。

つまり、クロマトーンは型を実践するのは楽なのですが、型から外れると途端に鍵盤の小ささがネックになり、押さえるのが難しくなります。

楽譜書き直し

そんなこんなで、ちょいちょい楽譜を少しでも楽に、だけど和音も残して…

みたいな形で修正をくり返し(これが面倒くさいw)

最終的に今のレベルになりました。

今回の演奏はかなり暗譜度合いが高く、正直そこは目指している方向とは逆方向に行ってしまったので、悲しいですが

(なぜなら、暗譜をしないでもいかに楽に演奏できる様にするのかを求めてクロマトーンを習い始めたので、結局暗譜して弾くならピアノの方がいいんじゃないか?と思うからです。)

今回の目的

一応、今回は

「曲の作りをアレンジしてメロディーをしょぼくしないでコードを右手に盛り込むにはどうするのかを勉強する」

だったので、そこはばっちり勉強できたので、満足です。

今回のスケジュール感

1週間目:DAW上で作成&色々アレンジしてみて聞き比べ

2週間目:楽譜に書いて、演奏しながら、やりやすい、やりずらい、を検証しつつ楽譜修正

3週間目:練習の度合いが多くなり、実際に1曲成り立つレベル迄頑張る

こんな感じで、今迄で一番時間がかかりました。

とくに1週目、2週目がめんどくさい。3週目は弾ける様になってくるから、ちょっと楽しいのです。

演奏や暗譜時にはまったこと

3週目の演奏の練習で一番大変だったのは、指をどういう形で使うかです。
今迄は単音が多かったので問題になりませんでしたが、複数音を押さえる場合は、どの形で押さえるかがメロディーの演奏のしやすさと、そもそもその音の押さえやすさに影響します。

楽譜にそこまでの情報が書けないので、毎回、

「あれ、ここって、下の段のドを押してたっけ?それとも、ミを下の段使ってたっけ?」

みたいな感じで迷うので、その辺楽譜の書き方でなんとかカバーできないかな?
とすごく考えてます。

このせいで、相当苦労しました。

クロマトーン、ピアノより簡単説は脆くも崩壊した

指のポジションの自由度が高いクロマトーンは、逆にそれが弱点だと思います。

ピアノで指の配置で苦労したことはあまりないです。
今回の曲演奏に関しては、あまりクロマトーンはピアノより簡単であるとは、言えない結果に陥りました。(むしろ、難しくなってたと思います。)

クロマトーンが簡単なのは伴奏などで、コードをそのまま弾く時、右手メロディー、左手コードのように、コードをコードとしてそれだけを弾く様な場合は、明確にピアノより簡単と言えますが、今回のような時は、あまり簡単とは言えないようです。

まとめ

とまあ、書きましたが、初でかつ念願のバトル曲、ついにできました。

次回作はまだどの曲にするか等は全然案がありませんが、今回の経験を糧に、もうすこしスムーズにアレンジや演奏を簡単にすることに力を注げそうです。


読んでいただきありがとうございました。

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