施術内容 鍼灸

鍼の抜き忘れを防ぐためのちょっとした工夫

2026/08/14

出張鍼灸では、店舗型の治療院とは違った工夫が必要になることがあります。

その一つが、使用した鍼や鍼管の管理です。

今回は、私が出張施術で行っている、鍼の抜き忘れを防ぐためのちょっとした工夫をご紹介します。

使用した鍼と鍼管はシャーレで管理

鍼灸の施術では、使用した鍼や鍼管をシャーレに置いて管理します。

鍼管(しんかん)は、鍼を刺入するときに使用する筒状の器具です。

店舗型の治療院であれば、施術スペースや器具を置く場所もある程度決まっています。

しかし、出張鍼灸では、毎回同じ環境で施術できるとは限りません。

そのため、

「どうすれば、できるだけシンプルに、そして間違いなく管理できるか?」

ということを考えながら、いろいろ試行錯誤してきました。

現在は、仕切りのあるシャーレを使っています。

「鍼」と「鍼管」を置く場所を分ける

現在の使い方はシンプルです。

右側には鍼。
左側には鍼管。

というように、置く場所を分けています。

こうしておくと、施術終了時に、

「鍼は何本使ったか」
「鍼管は何本あるか」

を確認しやすくなります。

鍼を使った後に、ただ一箇所へまとめて置くよりも、種類ごとに分けておいたほうが、最後の確認がしやすい。

出張施術では、こうした「確認しやすさ」をかなり大切にしています。

置鍼をするときも、できるだけ本数を増やしすぎない

鍼灸には、置鍼(ちしん)という方法があります。

これは、鍼を刺した状態でしばらく時間を置く施術方法です。

治療院によっては、頭から足まで、たくさんの鍼を置くこともあります。

もちろん、施術方法はそれぞれですが、私は必要以上に鍼の本数を増やさないようにしています。

理由の一つは、施術終了時の確認をしやすくするためです。

鍼の本数が増えれば増えるほど、最後に確認する項目も増えていきます。

だからこそ、

「必要なところに、必要な本数だけ」

ということを意識しています。

最後は必ず数を確認

施術が終わったら、

「鍼は○本」
「鍼管は○本」

というように、数を確認します。

鍼灸では、施術中の技術だけではなく、施術後の確認も非常に大切です。

特に出張鍼灸では、施術場所が毎回変わる可能性があります。

だからこそ、環境に頼るのではなく、自分で確認しやすい仕組みを作っておくことが重要だと考えています。

イメージは「飛行機の整備」

私の中では、ちょっと飛行機の整備に近いイメージです。

「ネジが1本足りないけど、まあ大丈夫でしょう!」

では、帰れません😂

もちろん鍼と飛行機のネジでは全然違いますが、

「最後まで数を確認して、問題がないことを確認してから終了する」

という考え方は、似ているところがあると思っています。

こういう小さな工夫は、施術を受ける方からすると、なかなか見えない部分かもしれません。

ですが、出張鍼灸を安全に行うためには、こうした一つ一つの管理も大切です。

これからも、施術そのものだけでなく、安全に施術を行うための仕組みや環境づくりも工夫していきたいと思います。


読んでいただきありがとうございました。

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