膝痛に良い運動

膝痛、お悩みですか？
もし、原因が軟骨のすり減りにある場合は、軽い負荷の膝運動が良いとされています。

軟骨は、強い負荷で使い続けるとすり減っていき、
弱い負荷で負荷を与えると、関節周囲（滑液包と呼ばれる）にある関節液を吸収します。

関節液には、栄養成分などが含まれているため、少しずつ回復していくのです。
というのが、TV番組でやっていたので、私なりの表現でお伝えしてみました。

オススメの運動は水中でのウォーキングとのことでした。
これは確かに負荷がかからず使えるし、動き自体もゆっくりになるので、良さそうです。

林の施術でもこの、滑液包を意識して施術を行っています。
膝以外でも、あまり使わない関節を動かすことで、今言った理屈で関節が栄養されます。
結果、動きが良くなったり、痛みが減ったりということがあるのです。

本人も気づかない「あまり使ってない」に気づけるのは整体の良いところです。
押されてみて、初めて

などは、非常に良く聞くフレーズです。
自覚症状のない、体の劣化してしまったことに、気づき、予防していきましょう。

因みに、軟骨は神経が通っていないので、負荷には気づけないのです。
筋肉は痛くなれば気づけますが、やはりかなり悪くならないと気づけません。
姿勢悪い人みると、若い人は大丈夫ですが、やはり年取ってから差が出てきます。

気づいたときから、良い姿勢に向けて手を打つ必要はありますね。

また、軟骨のすり減りは、少し運動させた程度では、そんなに一瞬ではかわらないはずです。
ですが、予防という観点では、やっていく意味が充分にあるでしょう。
コツコツ1か月は続ける必要がありまます。

尚、すり減りすぎて軟骨がなくなってしまった場合は、手術をオススメされていました。

膝痛になりやすい要因としては、膝周辺の筋力不足もあります。
筋力が不足すると、膝がグラグラするので、膝周りの軟骨などが消耗しやすくなるのです。

整体で疲れを取ることで、しっかりとした歩き方ができたりと、筋力不足になる要因を減らす一助となるでしょう。（もちろん、筋トレがんばるのも大事です）

-コラム