コラム

呼吸気疾患に肺経のツボ

呼吸がちょっと調子悪いというお客さんには、肺経のツボを使っています。
肺経とは?と思うでしょう。

ツボにはグループがあって、「肺」と関連するグループに位置づけられているツボを肺経(肺グループ的な意味)で呼んでいます。

肺経のツボは、肺の不調が表れたり、逆に刺激を肺に届けることで活性化したりできるとされています。

西洋医学的に例えるなら、栄養状態が悪いと、顔にブツブツができたりしますよね。顔に体の状態が現れているのです。
それと同様に、東洋医学では、ツボに臓腑の状態が反映されると考えられています。

肺の役割は、

西洋医学では「呼吸をして、酸素を取りこむ。二酸化炭素を吐き出す」です。

東洋医学では、

  • 呼吸をして清気を取りこみ宗気にする(=酸素を取りこみエネルギーにする)
  • 濁気(=不要になったもの。二酸化炭素的な。)を排出し、気管を清潔にする

というものがあります。

そのため、肺の調子を良くしておけば、気管が清潔に保たれるのです。
逆に言えば、肺の調子が悪いと気管が汚くなり、咳や痰などもでやすくなるとされています。

ということで、出張整体林では、気管支の調子が悪い人には、肺のツボを押しています。


読んでいただきありがとうございました。

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