ピアノソロでそれっぽく聞こえる方法の探求
2017/03/16
どうもこんにちは。
整体のブログなのに、趣味のクロマトーンばかりで申し訳ないです。
ピアノソロでそれっぽく聞こえる方法の探求
今回はクロノ・トリガーの曲にてある課題をもって練習しました。
それは、「しょぼい感じにならない」というものです。
しょぼい というのは 「音が薄い感じがする」と私は定義します。
音が薄い感じとは?
具体的には、メロディーの音って、ピアノだとそのまま弾くと「なんか迫力ないというか、寂しいんだよなー」って感じなんです。
でも、同じ曲なのに、上手い人が弾くと「うおお!」と感じてしまうという。
具体的に聞いていただきますと、今回の曲ではこちらの動画が「楽しいバイエル併用」というシリーズの楽譜を採用しています。
私より音の鳴らし方とか、安定感とか、演奏者は上手いのですが、元々の曲のアレンジですね。
それが、「バイエル」というピアノ練習教材の名前なのですが、それのレベルに合わせてアレンジされているので、かなり質素な感じで聞こえてしまうのです。
バイエルのレベルは?初級用という意味です。
の順で難しくなっていくと言われています。
(あくまで目安です。)
なので、バイエルというのは、初級編の教材なのです。
今回私が演奏したものは、そこそこメロディーラインが「厚い」感じで弾けていると思えました。
2つの動画でのメロディーラインでの質素かそうでないかの違い、わかりますでしょうか?
それでは、そこに至るまでの具体的な考え方を記載していきます。
左手=ベース音+5度
これまでの演奏では、主に右手がメロディーを弾く時は左手はコード(3ないしは4和音)を弾いていました。
しかし、それではメロディーラインは厚くならないのです。
メロディーラインを厚くするには、メロディーの方に「コード」を重ねるように演奏する必要があります。
カエルのテーマで説明
具体的にカエルのテーマの出だしで説明します。

3線譜
Amのコードが指定されているのと、出だしのメロディーは
ラ→ソ→ラ
ですね。
メロディーはトップになるように
ラ→ソ→ラはメロディーなので、一番上の音になるようにしながら、そこにコードを重ねます。
すると、Amなので、使えるのは「ラドミ」となります。
転回形を使え
ラドミをそのまま弾いてしまうと「ラ」は一番下の音になってしまい、メロディーラインがわからなくなるので、この「ラ」が一番上に来る「ドミラ」を演奏します。
(ドミラ)→ソ→ラ
という風に弾きます。
すると、非常にそれっぽく聞こえます。
要するに、右手に左手をくっつけたと考えればいい
これ、冷静に考えると、
左手:ラドミ → → → →
と弾いてるのとほぼ一緒なんですね。
だから、右手だけでコード弾いてるのとメロディー弾いてるのが同時にできてるような響きで聞こえます。
サステインペダルがないと、しょぼくなるので注意
ただ、サステインペダル(音を伸ばすペダル)を使わないと、すぐ音がきれてしまうのでダメです。
左手:ラドミ × × × ×
こんな感じになっちゃいますのでご注意を。
余った左手はベース音をやります
そしたら、左手が余っちゃいます。
左手は ベース音を弾きます。
この場合はAmなのでラですね。
音楽を構成する要素を網羅せよ
これで、音楽を構成する要素
・メロディー (右手で実現)
・コード (右手で実現)
・ベース (左手で実現)
まで出てきましたのであとは
・リズム
があれば、音楽としてそれっぽく聞こえるわけです。
リズムは左手に組み込む
リズムは左手です。ベースの音をドラムを叩くかのように、リズムをもって叩かせればいいわけです。
ついでに、今回はベースが1小節でずっと同じ
ラ→ラ→ラ→ラ
じゃあつまらないので、Amの第5度の音を挟みます。
ラ→ミ→ラ→ミ
とこうなったわけです。
5度の音を挟むのはパワーアップのため
なんで第5度なのか?
おそらくなんですが、コードの5度は、ベースの音を補強する関係にある音だと思われるからです。3度の音はコードがメジャーコードか、マイナーコードかを決定する大人わけです。
(3度の音を半音変えるとそれがメジャーなのか、マイナーなのかが確定されます。)
しかし、5度の音はそういうのはないので、極論、5度の音は弾かなくても、コードの音のイメージは伝わってきます。でも弾いた方がよりパワーアップした感じがでるわけです。
とりあえず5度は安牌(あんぱい)の音と勝手に認識した
だから、5度の音は、「とりあえずこのコードを演奏する範囲では5度押しといても違和感出ないよ」という法則になるのではと思いました。
だから、1度→5度→1度→5度(ラ→ミ→ラ→ミ)という演奏の仕方でベースがいい感じでリズム刻む感じになるのではないかと。
オクターブを抑える技も、パワーアップの一種
なお、1度(ラ)をオクターブで1度と8度を同時押しにしてみたのは、そっちの方が、音の厚みが感じられたからということです。
音楽を構成する要素は網羅しました
これで音楽を構成する要素
・メロディーとコードは右手
・ベースとリズムは左手
となり、それっぽく聞こえるわけです。
バイエル併用では・・・
対して「バイエル併用」版は
・メロディー 右手
・コード、ベース、リズム 左手
という構成になっているため、左手は豪華に聞こえますが、右手は少々寂しく聞こえるわけです。
これで、とりあえずコードの変わり目で今言った考え方で演奏していくと、今回の動画のようになります。
やってみてよくわからなかったポイント
コードの変わり目で前述の作戦を実行すると、その頭となるところが、コードとメロディーが噛み合わないものがでてきます。
例えばここ
Gはソシレですが、メロディーはドを弾きます。
この場合の考え方です。
コードとメロディーが噛み合わない場合は1音省け
まず、メロディーをトップに演奏したいわけなので、ソシレではドを超えてしまってます。
なので、使うとしたら、レソシがいいのではという感じになります。
次に、レソシドと演奏してしまうと、シとドが半音でぶつかり合っているために、あまり美しく聞こえません。
もしこれが、オクターブ下だったとか、違う楽器だったとかだとなぜか大丈夫なのですが、右手で弾こうとしている今の状況では、半音で接するとなんか嫌な感じです。
この場合はドは弾かないとメロディーにならないので、ドを弾いてシを省きます。
フォーカスの考え方がその理由なのです
授業ではアレンジの考え方のうちの一つ「フォーカス」というのを考えると良いと言ってました。
要するに、ドはメロディーだから目立たせるために、シは弾かないようにする という風に考えるとのこと。
3度の音を弾かないと雰囲気がでないのでは・・・安心してください!履いてました(笑)
そうすると、Gの3度の音であるシがないと、メジャーかマイナーかよくわからないから、雰囲気でないのでは?と思うのですが、よく見てください。
ななななんと、次の音がメロディー「シ」だったりするんですね。
これで、このコードが響く間は、ちゃんと3度の音も時間差ではありますが、演奏されていることになり、それっぽく聞こえるというわけです。
よくできてる。
大概はこの考え方でいけるみたいです。
この考え方が通用しない場所がカエルのテーマではなかった
このカエルのテーマでは今の例で「シ」が後にでてこない みたいな雰囲気の場所はなかったぽいので、今後、そういうのが出てきたら、出てきた時に、どういう風に聞こえるのか考えていきたいと思います。
指使い コードの型をそのまま使うにはどうすれば?
また、今回の最大のテーマは、コードを型で覚えてきた今までのその型を使いたい!というのがありました。
なぜなら以前右手メロディーを強化するには?ロマサガ3バトル2を弾いてみたにおいて、本エントリと似たような考え方で演奏してみましたが、右手を覚えるのが大変すぎたし、今まで覚えてきたコードの型はどこいっちゃったの?って感じに陥ったからです。
最終的には指使いは自由に弾けばいいのですが、以下の決め事をすると、型が使いやすくなりました。
コードの指定がAmだとしたら(ラドミ)
メロディーの音がコードの
ルート音 = 第一転回形 (ドミラ)
第3音 = 第二転回形 (ミラド)
第5音 = 基本形 (ラドミ)
となります。
演奏前に考えるしかない
これを演奏前に楽譜見て考えていきました。
こればっかりは事前に考えないと対応できないですね。
ただ、今まで練習してきたコードのフォームをそのまま当てはめられるので、大変なのは

3線譜
Amでラ(ルート音)が頭だから・・・第一転回形!
みたいなことをコードが変わる度に考えるってことです。
(まあ、大変なら楽譜に書いちゃってもいいかもしれませんね。)
たくさんメロディー出てくる場合は無理にコード弾くな
また、このような場所の場合は、最初の「ラ」に「G」のコードを前述の考え方で当てはめてもいいっちゃいいのですが、横の軸で考えた時に、Gの構成音(ソシレ)がメロディーラインに出てきてます。2音目がシ、6音目にレ、一番最後にソですね。
メロディーにでてるので、無理にコードをジャーンってやらなくても、それっぽく聞こえる という法則があるらしく、こういう1小節にたくさんある場合は、今回はコードは当てはめなかったです。
まあ、要するにコードは一度に鳴らす方法、メロディーで出す場合は時間差で出すみたいなイメージです。
今回はかなり勉強になりました。
次回もまた、課題をもってなんか新曲を練習してみたいと思ってます。
読んでいただきありがとうございました。
興味はあるんだけど
- 失敗したくないから一度試したい
- 家に人を呼ぶってのがイメージできないから、お試ししたい
- 施術の圧加減などが自分に合うか、リスクを減らして試してみたい
という、新規の方向けに、1,000円割引でお試し施術しています。
(通常30分6000円が5000円になります)
期間限定なので、お早めに。
下記お試し専用Lineより、ご連絡くださいませ。
Lineに登録すると、他にも事前予約割引や、お得なスタンプカードも得られます。
ご登録して損はありませんよ。
詳しい情報として下記もご参考になさってください。
こんな時にもお役に立てます。
- 【メンタル疲れ】愚痴を聞いてくれる整体
- 【夜遅く受けたい】夜遅く(深夜)でも受けられる月一出張整体!
- 【家に来て欲しい】家から出るのがめんどくさい
- 【気分が落ち込んでいる】メンタルがネガティブになったら整体をうけるべし
- 【肩が疲れた】重いバックを長時間肩にかけたので肩こりが
- 【足のむくみ】リモートワークで歩かなくて足を動かしてないのでだるい
- 【介護疲れ】介護職で腕が疲れた
- 【考え過ぎ疲れ】勉強しすぎて頭が疲れた
- 【PC使いすぎ疲れ】タイピングのしすぎで指が疲れた
- 【仕事しすぎ疲れ】残業が多く姿勢が悪くなってきた
- 【コロナ禍疲れ】マスクしすぎてなんか少し息苦しい
- 【コロナ禍疲れ】ヘッドホンやマスクで耳が疲れた
メニュー
サブメニュー